- 結論から書くとAdobe Acrobat Reader DCで電子帳簿保存法対応タイムスタンプは無料では不可能 ネットに書かれてある記事のほとんどが嘘 公開NTPサーバーを使用できないため電子帳簿保存法対応タイムスタンプができない
- 総務大臣によるタイムスタンプ認定制度の認定を取得した企業の一覧
- Adobe Acrobatでタイムスタンプを付与できるのはTSAタイムスタンプ局の「タイムスタンプサーバー」のみです NTPサーバーは使えません
- 無料公開「NTPサーバー」は「タイムスタンプサーバー」ではありません RFC3161準拠タイムスタンプサーバー(TSA)がタイムスタンプを発行できます 多くの記事が間違っています NTPサーバーはタイムスタンプを発行できません
- NTPサーバーは無料で公開されていますが、タイムスタンプサーバーではありません。NTPサーバーはAdobe Acrobat Readerで使えません
- DigiCertが提供するRFC 3161準拠のタイムスタンプサーバーのURL実例 http://timestamp.digicert.com Adobe Acrobat Readerで実際にタイムスタンプサーバーURLとして使用できることを確認しました
- NTPサーバーは、正確な時刻を提供するためのものであり、タイムスタンプ発行はできません。タイムスタンプ用には、専用の時刻認証局(TSA)のタイムスタンプサーバーが必要です。
- TSA(タイムスタンプ認証局)からの認証を受けたタイムスタンプサーバーのURLがAdobe Acrobat Readerで使えます
- アマノセキュアジャパンの無料公開NTPサーバー NTP通信は「ポート123番」が必須 ポート開放しなければならない
- ポート123を使うことができないAdobe Acrobat はNTPサーバーで時刻同期・タイムスタンプは不可能(ポート80やポート443を使うhttp://ts.ssl.comは使用可能) タイムスタンプサーバーへの接続はTCP/IP(UDPではない?)ネットワーク経由で行われるらしい?
- 「NTPサーバー」は時刻配信のみですが「タイムスタンプサーバー」はハッシュ値と時刻情報を返送してタイムスタンプを付与してくれます
- 「Seiko Trust タイムスタンプ」知的財産保護の目的などで、「付与したいPDFは少ないが確実にタイムスタンプを付与しておきたい!」という方は、Adobe Acrobat Readerと掛け合わせてご利用いただくことが可能です。(有料 無料ではない 要見積り 要問合せ)
- アマノセキュアジャパン e-timing EVIDENCE 3161 for Acrobat トライアル版はタイムスタンプ付与回数100回の制限 ※ Adobe Acrobat Readerではご利用いただけません。
- e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Clickは税抜32万8000円 for PDF Autoは税抜18万円 次年度以降はさらに管理料と保守料
- Adobe Acrobat Readerで使える無料タイムスタンプサーバー一覧
- 無料の公開NTPサーバー一覧 ポート123開放が必須? タイムスタンプーサーバーではないためAdobe Acrobat Readerでは使用できない
- 電子帳簿保存法の要件を満たす、総務省・総務大臣認定のタイムスタンプ事業者(TSA) 認定タイムスタンプ事業者一覧
- NTP(Network Time Protocol)通信を行うためには、ASUSルーターのファイアウォール設定でポート123(UDP)を開放する必要があります。
- Adobe Acrobat(Adobe Reader DC)を使用してSSL.comのタイムスタンプをPDFに付与する手順
- ポート123を使った公開NTPサーバーによるタイムスタンプは Adobe Acrobat Reader DC(無料版)では使用できない(NTPサーバーはタイムスタンプサーバーではないためタイムスタンプをそもそも付与できない)TSAタイムスタンプサーバーだけがタイムスタンプを付与できる
- WindowsOS NTPサーバの設定手順
- 次に、UDPポート123を開放する必要があります。このポートはNTP通信に使用されます。
- コードサイニング証明書用タイムスタンプサーバーのURL一覧
- NTPサーバーでは、UDPの123番ポートが標準的に使用されます。
- 123番ポートは主にUDP(User Datagram Protocol)で使用されます。
- RFC 3161準拠のタイムスタンプサーバーを使うべきです
- タイムスタンプの活用方法
- RFC3161非準拠のタイムスタンプサーバー
- タイムスタンプ付与しなくてもいい?改正や緩和 改正電子帳簿保存法
結論から書くとAdobe Acrobat Reader DCで電子帳簿保存法対応タイムスタンプは無料では不可能 ネットに書かれてある記事のほとんどが嘘 公開NTPサーバーを使用できないため電子帳簿保存法対応タイムスタンプができない
Adobe Acrobat Readerの無料版では、公開NTPサーバーを使用したタイムスタンプ機能はサポートされていません。これは、Adobe Acrobat Reader DCが特定のオンライン機能を利用するために、特定のURLやポート番号123へのアクセスが必要であるためです。
具体的には、Adobe Acrobat製品が使用するデフォルトのポート番号は80(HTTP)および443(HTTPS)であり、これらのポートを通じてオンラインサービスにアクセスします。
NTP(Network Time Protocol)は通常、UDPポート123を使用しますが、Adobe Acrobat Reader ではこのポートを利用したタイムスタンプ機能は実装されていないため、NTPサーバーからのタイムスタンプを直接取得することはできません。
Adobe Acrobat ReaderでPDFに無料で電子帳簿保存法対応タイムスタンプ付与はできません
(総務大臣認定タイムスタンプを押せるタイムスタンプサーバーはすべて有料です。
NTPサーバーはタイムスタンプを付与できません。時刻の一方的な配信のみでタイムスタンプを付与するための応答が一切ありません。
「ats1.e-timing.ne.jp」はNTPサーバーであり、タイムスタンプサーバーではない
「ts.ssl.com」はタイムスタンプサーバーだが電子帳簿保存法非対応
「http://ts.ssl.com」は電子帳簿保存法非対応ですが、タイムスタンプサーバーとして優秀でPDFファイルにタイムスタンプを付与し、「文書内のすべての署名を検証」することでLTV対応のタイムスタンプになります。AATL対応=Adobe Approved Trust Listに対応しています
「http://timestamp.digicert.com」もAATL対応です ただしLTV対応ではありません
「http://timestamp.apple.com/ts01」AppleはAATL非対応ですが、証明書をダウンロードし、Windows信頼済み証明書ストアとしてインストールすればLTV対応対応タイムスタンプになります
データの改ざん防止 タイムスタンプが付与されたデータは、後から改ざんされていないことを確認できます。これにより、データの信頼性や完全性が保証されます。改ざんするとハッシュ値が変化するため、改ざんが発覚します。結果的に改ざん防止となります。
法的証拠の確保 タイムスタンプは、特定の時点でのデータの存在や内容を証明するために利用され、法的紛争や訴訟において重要な証拠となります
総務大臣によるタイムスタンプ認定制度の認定を取得した企業の一覧
無料の総務大臣認定タイムスタンプを押すには
・アマノ株式会社 アマノセキュアジャパン株式会社
・セイコーソリューションズ株式会社
・三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社 (MIND)
・株式会社TKC
・株式会社サイバーリンクス
・GMOグローバルサイン株式会社
基本的に10社もいない企業から有料で契約する必要があります
NTPサーバーは無料で公開されていることがありますが、
「総務大臣によるタイムスタンプ認定制度の認定を受けたタイムスタンプサーバー」は無料で公開されていません。
NTPサーバーは時刻配信のみで、タイムスタンプを付与する機能がありません こちらからハッシュ値を送信しても「無効な応答」とエラーが出ます。
Adobe Acrobatでタイムスタンプを付与できるのはTSAタイムスタンプ局の「タイムスタンプサーバー」のみです NTPサーバーは使えません
「http://ts.ssl.com」「http://timestamp.digicert.com」「http://timestamp.apple.com/ts01」などの海外の民間企業のタイムスタンプサーバーはRFC3161規格に対応しておきながら無料という太っ腹なところがあります ただし総務大臣による認定タイムスタンプの認定は受けていないため、電子帳簿保存法に非対応です。
JIIMA認証
JIIMA(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)が認証する会計ソフトには電子帳簿保存法の要件を満たすタイムスタンプ機能を搭載しています
無料で総務大臣認定タイムスタンプや電子帳簿保存法対応のタイムスタンプを押すことができない状況にある
『みんなの電子署名』などを使うことで実質的に無料でタイムスタンプを付与することができましたが、2024年11月にサービス終了します
1-2-3 Signature: 署名の検証
[ 日本語 | English ]
ここ(https://go.123sign.biz/verify)に署名済み PDF ファイルをドラッグアンドドロップしてください。 署名を検証し結果を表示します。
署名が有効であれば「緑色の CERTIFIED」というマークが表示されます。
黄色の場合は長期検証 (LTV) になっていないなど、直ちに問題にはならないものの、望ましくないことを示しています。
赤の場合は、署名が正しくされていないことを示しています。設定などを見直してください。
検証できる PDF の最大サイズは 512MB です。https://go.123sign.biz/verify
署名検証サイトで検証した結果、ts.SSL.comのタイムスタンプだけが合格で、
DigiCertとAppleのタイムスタンプは信頼できない証明書が含まれているという扱いです。
ts.SSL.comとDigiCertはAATL対応のため、Adobe Acrobat Reader上では「署名済みであり、すべての署名が有効です」と出ます AppleはAdobeのAATLに参加していないためAATL非対応でエラーが出る
AppleのタイムスタンプサーバーではAppleIncRootCertificate.cerをインストールしておかないと
「少なくとも1つの署名に問題があります」と警告が出ます
(署名の完全性は不明です 文書は、この署名が適用されてから変更されていません 署名者のIDは信頼済み証明書の一覧に見つからず、親証明書も信頼済み証明書ではないので、このIDは不明です 署名はドキュメントタイムスタンプ署名です フィールドSignature2不可視署名)
AppleIncRootCertificate.cerをインストールをした後に署名を検証すると「署名済みであり、すべての署名が有効です」と出ます
無料公開「NTPサーバー」は「タイムスタンプサーバー」ではありません RFC3161準拠タイムスタンプサーバー(TSA)がタイムスタンプを発行できます 多くの記事が間違っています NTPサーバーはタイムスタンプを発行できません
「ntp.nict.jp」はNTPサーバーであり、タイムスタンプサーバーではありません。
「s2csntp.miz.nao.ac.jp」はNTPサーバーであり、タイムスタンプサーバーではありません。
「time.nist.gov」はNTPサーバーであり、タイムスタンプサーバーではありません。
「ats1.e-timing.ne.jp」はアマノセキュアジャパンの無料公開NTPサーバーですが、タイムスタンプサーバーではないため、Adobe Acrobat Readerでは使えません
NTPサーバーは、GPSや原子時計などの信頼性の高いソースから取得した時刻を基に、ネットワーク内のクライアントに対して正確な時刻情報を配信します。これにより、各デバイスが同じ基準で時刻を保持できるようになります。
NTPサーバーは正確な時刻を提供することが主な役割であり、その情報を基にクライアントが自己の時刻を調整しますが、NTP自体にはタイムスタンプを生成する機能は含まれていません。タイムスタンプ機能は、別途専用のタイムスタンプ認証局(TSA)によって提供されることが一般的です
Adobe Acrobat Readerで実際に使えるタイムスタンプサーバーの実例 サーバーのURL http://ts.ssl.com
RFC 3161準拠のタイムスタンプサーバーのURL実例 Adobe Acrobat Readerで使えるのはタイムスタンプサーバーです
・署名はLTV対応ではない http://timestamp.digicert.com タイムスタンプサーバーです
・署名はLTV対応ではないが、検証するとLTV対応になる http://timestamp.apple.com/ts01
Appleのタイムスタンプサーバーです 証明書のインストールが必要です
NTPサーバーは無料で公開されていますが、タイムスタンプサーバーではありません。NTPサーバーはAdobe Acrobat Readerで使えません
「ntp.nict.jp」タイムスタンプサーバーではありません
提供者 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
機能 日本標準時をインターネット経由で配信するNTPサーバーであり、stratum 1に分類されます。これは日本標準時に直結しており、高精度な時刻同期を提供します
冗長性 小金井本部と神戸副局に複数のサーバーが存在し、冗長化されています
NTPサーバーであり、タイムスタンプサーバーではありません
・「s2csntp.miz.nao.ac.jp」提供者 国立天文台(NAOJ)タイムスタンプサーバーではありません
機能 こちらもNTPサーバーであり、日本標準時を提供していますが、タイムスタンプサービスは行っていません。具体的な情報は検索結果には含まれていませんが、一般的に国立天文台のNTPサービスは高精度な時刻同期を目的としています。
「time.nist.gov」提供者 アメリカ国立標準技術研究所(NIST)タイムスタンプサーバーではありません
機能 NISTが運営するNTPサーバーで、アメリカの標準時を基にした高精度な時刻同期を提供しています。こちらもタイムスタンプサーバーではなく、NTPプロトコルを利用して時刻を配信しています
DigiCertが提供するRFC 3161準拠のタイムスタンプサーバーのURL実例 http://timestamp.digicert.com Adobe Acrobat Readerで実際にタイムスタンプサーバーURLとして使用できることを確認しました
DigiCert Trusted G4 RSA4096 SHA256 TimeStamping CA これは、DigiCertが発行したタイムスタンプ用の中間証明書です。この証明書は、タイムスタンプを取得する際に必要です。
信頼できるルート証明書
タイムスタンプの検証を行うためには、上記の中間証明書を信頼するルート証明書も必要です。通常、これらはオペレーティングシステムやブラウザにプリインストールされていますが、場合によっては手動でインストールする必要があります。
問題の原因
署名者の証明書が不明であるか、証明書チェーンに信頼できない証明書が含まれている場合、署名が無効と見なされることがあります。
証明書チェーンの不整合
タイムスタンプを取得した際に使用した中間証明書が、信頼できるルート証明書と正しくリンクしていない場合。
期限切れまたは失効した証明書
使用している証明書が期限切れまたは失効している場合、署名は無効になります。
解決策
証明書の確認
使用しているタイムスタンプサーバー(timestamp.digicert.comなど)から取得した証明書とそのチェーンを確認し、すべての証明書が有効であることを確認します。
信頼できるルートCAのインストール
必要なルートCAや中間CAの証明書を手動でインストールし、信頼できる状態にします。
最新のタイムスタンプサーバーへの移行
DigiCertは2024年7月24日以降にSymantecのタイムスタンプサービスを終了するため、新しいURL(timestamp.digicert.com)を使用することが推奨されています。
これらの手順を踏むことで、DigiCertからのタイムスタンプ署名を正しく利用できるようになります。
2022年5月以降タイムスタンプサーバのルート証明書は「DigiCert Trusted Root G4」に変更されました。
Javaをご利用の環境でタイムスタンプが原因で検証エラーになる場合は、Java 8 Upgrade 91 (8u91).のリリースより「DigiCert Trusted Root G4」が登録されている情報がありますので、バージョンなどをご確認ください。
Java以外の利用でクライアント環境にルート証明書「DigiCert Trusted Root G4」が無い場合、以下サイトよりルート証明書を入手することが出来ます。https://knowledge.digicert.com/generalinformation/INFO4231.html
https://knowledge.digicert.com/ja/jp/solution/SO23060より引用
エラー「少なくとも1つの署名に問題があります」 「http://timestamp.apple.com/ts01」 Apple Timestamp Appleのタイムスタンプサーバー Adobe Acrobat Readerで実際にタイムスタンプサーバーURLとして使用できることを確認しました
NTPサーバーは、正確な時刻を提供するためのものであり、タイムスタンプ発行はできません。タイムスタンプ用には、専用の時刻認証局(TSA)のタイムスタンプサーバーが必要です。
アマノセキュアジャパンの無料公開NTPサーバー「ats1.e-timing.ne.jp」はAdobe AcrobatReaderでは使えません。使えるのはRFC 3161に準拠したタイムスタンプサーバーです。アマノセキュアジャパンの場合は有料 「http://tss3161.e-timing.ne.jp/astdtssvr/TSRequest」
TSA(タイムスタンプ認証局)からの認証を受けたタイムスタンプサーバーのURLがAdobe Acrobat Readerで使えます
SSL.comのタイムスタンプサーバー AATL対応です LTV対応です 総務大臣認定ではないこと以外完璧
タイムスタンプサーバーURL「http://ts.ssl.com」
・AdobeAcrobatReaderですぐに使える
・Windows証明書ストアにルートCAの証明書がプリインストール済みですぐに使える
・信頼ソース取得元 Adobe Approved Trust List(AATL)
・署名はLTV対応です
(「文書内のすべての署名を検証」すると「LTV対応ではなく」から「LTV対応です」に変化する)
DigiCertが提供するRFC 3161準拠のタイムスタンプサーバーのURL実例 AATL対応 LTV非対応
タイムスタンプサーバーURL「http://timestamp.digicert.com」
・AdobeAcrobatReaderですぐに使えるが署名検証サイトでは「署名者の証明書が不明か、証明書チェーンに少なくともひとつの信頼できない証明書があります」と出てしまう(ts.SSL.comのタイムスタンプでは「証明書とすべての証明書チェーンが正常に検証できました」と問題がない)
・信頼ソース取得元 Adobe Approved Trust List(AATL)
・署名はLTV対応ではない
RFC3161 compliant Time Stamp Authority (TSA) server
Solution ID : INFO4231
Last Modified : 05/10/2024Description
An RFC3161 timestamp server provides an essential function in protecting data records for the long-term. It provides proof that the data existed at a particular moment in time and that it has not changed, even by a single binary bit, since it was notarized and time-stamped.DigiCert offers a RFC 3161 timestamp server; therefore, it is now possible to sign files with Microsoft Authenticode RFC3161 compliant timestamping server.
Please note: TSA certificates are updated at least every 15 months, per industry requirements.
The RFC 3161 timestamping URL is http://timestamp.digicert.com
The chain can be downloaded as follows:
TSACertificate.cer
DigiCertTrustedG4RSA4096SHA256TimeStampingCA.cer
DigiCertTrustedRootG4.cer
ダウンロードしてインストール「 https://knowledge.digicert.com/content/dam/kb/attachments/time-stamp/TSACertificate.cer」ダウンロードしてインストール「 https://knowledge.digicert.com/content/dam/kb/attachments/time-stamp/DigiCertTrustedG4RSA4096SHA256TimeStampingCA.cer 」
ダウンロードしてインストール「https://knowledge.digicert.com/content/dam/kb/attachments/general/certificates/DigiCertTrustedRootG4.cer」
DigiCertはRFC 3161タイムスタンプサーバーを提供しています。したがって、Microsoft Authenticode RFC3161準拠のタイムスタンプサーバーでファイルに署名できるようになりました。
注意:TSA証明書は、業界の要件ごとに、少なくとも15か月ごとに更新されます。
https://knowledge.digicert.com/general-information/rfc3161-compliant-time-stamp-authority-serverより引用
AppleのタイムスタンプサーバーURL「http://timestamp.apple.com/ts01」AATL非対応 LTV非対応
・Adobe Approved Trust List(AATL)には対応していない
・署名はLTV対応ではない
(AppleIncRootCertificate.cer証明書をインストール後に「文書内のすべての署名を検証」でLTV対応に変化することを確認しました)
・Apple Timestamp Certification Authorityの証明書が必要 インストールが面倒
ダウンロード https://www.apple.com/appleca/AppleIncRootCertificate.cer
証明書のインストール手順
macOSの場合
ダウンロードした「AppleIncRootCertificate.cer」ファイルをダブルクリックします。
「キーチェーンアクセス」アプリが開きます。
左側の「システム」を選択し、右側に表示されるリストに証明書が追加されることを確認します。
証明書を右クリックし、「情報を見る」を選択します。
「信頼」セクションを展開し、「この証明書を使用して常に信頼」を選択します。
設定を保存し、キーチェーンアクセスを閉じます。
Windowsの場合 証明書のインストール
ダウンロードした「AppleIncRootCertificate.cer」ファイルを右クリックし、「インストール」を選択します。
「証明書のインポートウィザード」が開きます。「次へ」をクリックします。
「ローカル コンピュータ」を選択し、「次へ」をクリックします。
「すべての証明書を次のストアに配置する」を選択し、「参照」をクリックして「信頼されたルート証明機関」を選びます。
「次へ」をクリックし、最後に「完了」をクリックします。
これで、Apple Timestamp Certification Authorityの証明書がインストールされます。
Appleは独自のタイムスタンプ認証局(Timestamp Certification Authority)を運営しており、これによりユーザーや開発者は信頼性の高いタイムスタンプを取得できます。これらのタイムスタンプは、Appleの公的鍵基盤(PKI)によって管理されており、X.509証明書に基づいています
エラー「少なくとも1つの署名に問題があります」 エラー「署名の完全性は不明です」「http://timestamp.apple.com/ts01」 Apple Timestamp Appleのタイムスタンプサーバー
タイムスタンプサーバー「http://timestamp.apple.com/ts01」
アマノセキュアジャパンの無料公開NTPサーバー NTP通信は「ポート123番」が必須 ポート開放しなければならない
サーバー名 ats1.e-timing.ne.jp
提供元 アマノセキュアジャパン株式会社
総務省認定のタイムスタンプ事業者(TSA)だが、
無料公開NTPサーバーはタイムスタンプサーバーではない
特徴
無料で接続可能。
GPSコモンビュー方式により、日本標準時(JST)と同期している。
NTP通信はポート123番を使用するため、ファイアウォール設定に注意が必要
NTPサーバーは、Network Time Protocol(ネットワーク・タイム・プロトコル)時刻配信のみ
タイムスタンプサーバーはTSA Time-Stamping Authority タイムスタンピングオーソリティ
タイムスタンプの発行プロセス
要求 ユーザーがタイムスタンプを要求します。
付与 TSAがその要求に基づき、電子データに対してタイムスタンプを付与します。
この際、ハッシュアルゴリズムを用いてデータのハッシュ値を生成し、その時刻とともに記録します。
無料公開NTPサーバーは時刻配信だけでタイムスタンプを付与できない
Adobe Acrobat Reader DC 署名中にエラーが発生しました
ポート123を使うことができないAdobe Acrobat はNTPサーバーで時刻同期・タイムスタンプは不可能(ポート80やポート443を使うhttp://ts.ssl.comは使用可能) タイムスタンプサーバーへの接続はTCP/IP(UDPではない?)ネットワーク経由で行われるらしい?
Acrobat/Document Cloud が使用する URL とポート番号
最終更新日 : 2022年2月10日 | 次にも適用 : Document Cloud
この文書には、Adobe Acrobat および Adobe Document Cloud の一部として提供されている Web サイトおよび特定のサービス用ネットワークエンドポイントの一覧が含まれています。組織内のユーザーがサービスにアクセスできないよう、ファイアウォールを構成してブロックすることができます。概要
Acrobat 製品は、特定の機能のサポートと処理のために、オンラインコールを実行します。機能を無効にすることにより、コールは実行されません。制限のあるネットワーク環境の場合、URL へのアクセスを個別に許可しなければならない場合があります。アクセスを有効にする場合は、以下の点に注意してください。すべての HTTP/HTTPS 通信は、それぞれデフォルトのポート番号(80 および 443)を使用します。
ポート番号をオーバーライドする場合は、ドメイン名に付加してください。
エンドポイントは、アドビ側で管理する API コールによって決定されるため、展開後にまれに変更される可能性があります。
https:// helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cq10141319.html
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)日本標準時の「ntp.nict.jp」の公開NTPサーバーはポート123を使うため、Adobe Acrobat Readerの無料版ではタイムスタンプを付与できない
アマノセキュアジャパンの無料公開NTPサーバー「ats1.e-timing.ne.jp」を仮に使えるなら総理大臣認定タイムスタンプを付与できるが、Adobe Acrobat Readerの無料版ではタイムスタンプを付与できない ポート番号123で通信ができず、NTPサーバーとの通信がサポートされていないからです。
ただし、ポート123を使わない「http://ts.ssl.com」SSL.comのタイムスタンプサーバーは使えます
「NTPサーバー」は時刻配信のみですが「タイムスタンプサーバー」はハッシュ値と時刻情報を返送してタイムスタンプを付与してくれます
「Seiko Trust タイムスタンプ」知的財産保護の目的などで、「付与したいPDFは少ないが確実にタイムスタンプを付与しておきたい!」という方は、Adobe Acrobat Readerと掛け合わせてご利用いただくことが可能です。(有料 無料ではない 要見積り 要問合せ)
■総務大臣認定/国際基準企画「RFC3161」準拠
「Seiko Trust タイムスタンプ」が使用している「セイコータイムスタンプサービス」は、2023年2月に「時刻認証業務の認定に関する規程を定める件(令和3年総務省告示第146号)」に基づく、総務大臣による時刻認証業務(タイムスタンプサービス)認定を取得しました。また、国際標準規格「RFC3161」に準拠したサービスとなっているため、この規格に沿った使い方であれば、お客様側で開発など自由に行うことが可能です。
■少量利用も可能
知的財産保護の目的などで、「付与したいPDFは少ないが確実にタイムスタンプを付与しておきたい!」という方は、Adobe Acrobat Readerと掛け合わせてご利用いただくことが可能です。Adobe上に簡単な設定をするだけですぐにスタートすることができます。
※一括検証機能はありませんので、電子帳簿保存法対応の際は「COMPACT IN」「eviDaemon」をご検討ください。
https://www.seikotrust.jp/product/time-stamp/ より引用
製品・サービスへのお問い合わせ、見積もりはこちら
https://www.seikotrust.jp/contact/
アマノセキュアジャパン e-timing EVIDENCE 3161 for Acrobat トライアル版はタイムスタンプ付与回数100回の制限 ※ Adobe Acrobat Readerではご利用いただけません。
アマノセキュアジャパン e-timing EVIDENCE 3161 for Acrobat
バージョン 5.20/5.02
概要 Acrobat上の操作によって、タイムスタンプの埋め込み、及び検証をするためのプラグインソフトです。
当ソフトは、タイムスタンプの機能をご確認いただくためのトライアル版でありご利用タイムスタンプ付与回数に100回の制限がございます。
電子帳簿保存法対応など、本番利用をご検討されている場合は、こちらの製品をご検討ください。( e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Clickは税抜32万8000円 for PDF Autoは税抜18万円 )
対象データ形式 PDFファイル
主な動作環境 ・Microsoft Windows 10/11
・Adobe Acrobat Standard DC (Continuous 2021/2022/2023)
・Adobe Acrobat Pro DC (Continuous 2021/2022/2023)
・Adobe Acrobat Standard 2020
・Adobe Acrobat Pro 2020
・インターネットに接続されている環境
※ Adobe Acrobat Readerではご利用いただけません。
※ Acrobatを新しいUI(ユーザインタフェース)で利用すると、正しく動作しないなどの問題が発生する場合があります。その際は新しいAcrobatを無効([メニュー]-[新しいAcrobatを無効にする])にしてご利用ください。【注意】
e-timing EVIDENCE 3161 for Acrobatは、2024/03/13にリリースされたAdobe Acrobat DC の Continuous バージョン24.001.20604以降では動作いたしませんのでご注意ください。 同バージョンへの対応版リリース予定については、追って掲載させて頂く予定です。
https:// www.e-timing.ne.jp/product/timestamp/download/3161/
「※ Adobe Acrobat Readerではご利用いただけません。」と明記されている
( e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Clickは税抜32万8000円
e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Autoは税抜18万円 )
一般人には驚愕の価格 大企業なら払えるのだろうが、あまりにも高すぎる
ts.ssl.comが無料なのに総務大臣認定タイムスタンプになると途端に高額なタイムスタンプ料金
アマノセキュアジャパン アマノタイムスタンプサービス3161 利用料金
従量制メニュー
1ヶ月あたりのご利用数に応じた料金メニューです。月当たりのご利用数が少ないお客様はこちらをご利用ください。初期導入費用 アカウント発行費用 ¥6,000/アカウント(税抜)
ランニング費用(月々) ■月額基本料金 ¥8,000(税抜)
※基本料金には、1000スタンプ利用分を含みます。
■アカウント管理費用 ¥500/アカウント(税抜)
定額制メニュー
秒あたりのタイムスタンプ数が制限された上で、ご利用数に依存しない固定料金メニューです。ご利用の大量少量に関わらず、固定料金を希望されるお客様はこちらをご利用ください。初期導入費用 アカウント発行費用:¥6,000/アカウント(税抜)
ランニング費用(月々) ■オープン価格
※秒制限の設定毎に料金が異なります。
(1スタンプ/1秒、5秒、10秒、20秒、30秒)
https://www.e-timing.ne.jp/price/
アマノタイムスタンプサービス3161 利用料金
従量制だと月額税抜8000円スタート
初期導入費用が別にかかる
e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Clickは税抜32万8000円 for PDF Autoは税抜18万円 次年度以降はさらに管理料と保守料
e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Click
商品名 e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Click
対象データ形式 PDFファイル
主な動作環境 ・Microsoft Windows 10(32bit/64bit)/11
・インターネットに接続されている環境
取得/検証操作 手動
製品価格 ¥328,000 ※1/CPU (税抜)
サービス利用料金 製品価格に含む
※1 ソフトウェア費用/アカウント発行・管理料/年間ソフトウェア保守料/年間タイムスタンプサービス利用料を含みます。次年度以降の費用(アカウント管理料/年間ソフトウェア保守料/年間タイムスタンプサービス利用料)は、¥72,000/年(税抜)となります。
e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Auto
フォルダ監視機能により、フォルダ内のPDF文書に対して自動的にタイムスタンプを埋め込むことができます。例えば、1つのネットワーク内のPC1台で本ソフトを稼動させておけば、同一ネットワーク内のユーザー全員が、PCの監視フォルダに対して文書ファイルをコピーすることで、自動的にタイムスタンプ付きの文書ファイルを生成することもできます。(もちろん個別PCでのご利用も可能です。)e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Auto
商品名 e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Auto
対象データ形式 PDFファイル
主な動作環境 ・Microsoft Windows 10(32bit/64bit)/11
・Microsoft Windows Server 2016/2019/2022
・Microsoft .NET Framework 4.5.1/4.5.2/4.6/4.7/4.8/4.8.1
・インターネットに接続されている環境
取得/検証操作 自動(フォルダ監視)
製品価格 ¥180,000/CPU (税抜)
サービス利用料金 有料
※1 別途、年間ソフトウェア保守料¥27,000/年(税抜)が初年度より発生いたします。
https://www.e-timing.ne.jp/product/timestamp/line-up/auto-processing/
e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Click
製品価格 ¥328,000 ※1/CPU (税抜)
e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Auto
製品価格 ¥180,000/CPU (税抜)
ただタイムスタンプを押すだけでこれだけ取られる 月額1万円どころではない価格
会員登録なしでだれでも自由に使えるfirestorageタイムスタンプは電子帳簿保存法対応の無料タイムスタンプでしたが2024年10月31日でサービス終了してしまいました。
Adobe Acrobat Readerで使える無料タイムスタンプサーバー一覧
SSL.comの無料公開タイムスタンプサーバー Adobe Acrobat Readerで即使えます
認証が不要です、
WindowsOSの場合はWindows証明書ストアにルートCA証明書がプリインストールされています。
そのため、Adobe Acrobat Readerでタイムスタンプサーバーとして登録すれば即使えます
Adobe Approved Trust List(AATL)に対応しています
Apple Timestampの無料公開タイムスタンプサーバー ただしAATL非対応のため証明書のインストールが必要
Apple Timestamp Certification Authorityによるタイムスタンプサービス。
証明書のダウンロードとインストールが必要(Windows証明書ストアにプリインストールされていない)
Adobe Approved Trust Listに対応に対応していません。
証明書のインストールをしていないと「署名の完全性は不明」だとエラーが出てしまいます
DigiCertが提供するRFC 3161準拠の無料タイムスタンプサーバーのURL
Adobe Acrobat Readerで使える無料タイムスタンプサーバーです
http://timestamp.digicert.com
Adobe Approved Trust List=AATL対応です 証明書がなくてもAATL対応のおかげでインストールし忘れていても使えます
LangEdgeの無料公開タイムスタンプサーバー
証明書が必要「LE TSA 200020」 タイムスタンプサービス。
証明書のダウンロードとインストールが必要(Windows証明書ストアにプリインストールされていない)
FreeTSA.orgの無料公開タイムスタンプサーバー
FreeTSA.orgによる無料タイムスタンプサービス。
FreeTSA.orgの証明書のダウンロードとインストールが必要(Windows証明書ストアにプリインストールされていない)
firestorageタイムスタンプ サービス終了
無制限のファイルアップロードが可能で、電子帳簿保存法にも対応。会員登録不要。
2024年10月31日にサービス終了
電子帳簿保存法にも対応している神サービスだったのに
無料の公開NTPサーバー一覧 ポート123開放が必須? タイムスタンプーサーバーではないためAdobe Acrobat Readerでは使用できない
NICTの公開NTPサーバー 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)日本標準時
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が提供するサーバーで、日本標準時に直結しており、高性能な冗長システムを備えています。多くのネットワーク機器のデフォルト設定としても使用されています
NTP Pool ProjectのNTPサーバー
世界中のNTPサーバーを集約したプロジェクトで、信頼性が高く、負荷分散が図られています。個人ユーザーが利用する際に適した選択肢です
インターネットマルチフィード(MFEED)のNTPサーバー
高精度な時刻情報を無償で提供するサービスで、公共利用に適しています
国立天文台のNTPサーバー
国立天文台が提供する時刻サーバーで、天文学的な精度を求める場合に利用されます。
電子帳簿保存法の要件を満たす、総務省・総務大臣認定のタイムスタンプ事業者(TSA) 認定タイムスタンプ事業者一覧
アマノ株式会社 アマノタイムスタンプサービス3161
認定取得日 2023年2月16日
特徴 20年以上のタイムスタンプサービスの提供実績があり、電子帳簿保存法や知的財産保護に対応したサービスを展開。
セイコーソリューションズ株式会社 セイコータイムスタンプ
認定取得済み
特徴 高い技術力を持ち、様々な業界向けにタイムスタンプサービスを提供。
株式会社TKC
認定取得済み
特徴 会計業務に特化したサービスを展開し、信頼性の高いタイムスタンプを提供。
株式会社サイバーリンクス
認定取得済み
特徴 セキュリティに重点を置いたタイムスタンプサービスを提供。
三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社 MINDタイムスタンプサービス
認定取得済み
特徴 大手企業として、幅広い分野でのタイムスタンプサービスを展開。
MIND
認定取得日 2023年3月4日
特徴 DiaStampというタイムスタンプサービスを提供し、総務大臣認定環境に移行した。
2023年3月4日より、MINDタイムスタンプサービス-DiaStamp-は『総務大臣によるタイムスタンプ認定制度』の認定環境に移行しました。
GMOグローバルサイン株式会社 サービス名 認定タイムスタンプ byGMO
認定取得日 2024年3月18日(新規参入として初の認定)
特徴 新規参入事業者として、電子認証局を運営し、信頼性の高いタイムスタンプサービスを提供予定。
電子文書やデータの改ざん防止を証明するタイムスタンプサービスを提供予定
NTP(Network Time Protocol)通信を行うためには、ASUSルーターのファイアウォール設定でポート123(UDP)を開放する必要があります。
ASUSルーターでのファイアウォール設定手順です
バッファローやTP-Linkなどでも似たように設定してください
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